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【大学受験】英文解釈とは?偏差値70越えのおすすめ参考書

【大学受験】英文解釈とは?偏差値70越えのおすすめ参考書

こんにちは!Atsuです。

今回は「英文解釈とは何か」を整理しつつ、その勉強法についてお話しします。

大学受験生を中心に、

「おすすめの英文解釈の参考書はありますか?」

という質問をよくいただきます。

ただ、そもそも「英文解釈とは何か」と聞かれて、すぐに答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか。

この記事では、私が実際に使用したおすすめ参考書にも触れながら、英文解釈とは何なのか、どのようにしてその力を高めていくのかという点について整理していきます。

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そもそも英文解釈とは?受験生にありがちな勘違い

おすすめ参考書の話に入る前に、まずは「英文解釈とはそもそも何なのか」という点をはっきりさせておきましょう。

大学受験参考書コーナーには英文解釈の本がずらっと並び、予備校でも「英文解釈特訓」といった授業が行われています。

そのため、英語の中に「英文解釈」という独立した分野があるかのような印象を持ってしまいがちです。

結果として、「よく分からないけど、とりあえずやっておいた方がよさそう」という理由で、なんとなく英文解釈の参考書に手を出している人も少なくありません。

だからこそ、まずは効果的に力を伸ばすためにも、英文解釈の定義を明確にしておきましょう。


英文解釈の定義

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私なりの英文解釈の定義は、次の通りです。

【英文解釈の定義】
英単語と英文法の知識を使って、英文の意味を正しく理解すること

これが英文解釈の本質です。

英語の基礎固めで身につけた

  • 単語の知識
  • 英文法の知識

これらを正しく適用し、その英文が伝えようとしている意味を正確に読み取る作業。それを「英文解釈」と呼びます。

「解釈」という言葉のせいで少し曖昧に感じますが、本質的にはとてもシンプルで、

英文の意味を正しく理解できるかどうか

それだけの話です。

この力を試し、伸ばしていく行為が、いわゆる「英文解釈の練習」です。

英文解釈の練習 = 正しく英文を読む能力を向上させること


英文解釈ができない理由とは

英文解釈の定義がはっきりしたところで、「どうすれば英文を正しく読めるようになるのか」という話に進みましょう。

ここで重要なのは、英文が何からできているかを整理することです。

英文を構成する2つの要素

どんな英文であっても、基本的に次の2つから成り立っています。

  • 単語
  • 文法

この2つです。

理論上は、単語と文法を正しく理解していれば、英文解釈はできるはずです。

しかし、実際にはそう簡単ではありません。

英文法書を一通りやり切り、英単語帳もボロボロになるまで覚えたにもかかわらず、

  • 読めたつもりだった
  • 解答を見ると意味がまったく違った

という経験をしたことがある人も多いはずです。

読めない本当の理由

その原因は、状況に応じて適切な知識を引き出せていないことにあります。

英文解釈ができるようになるためには、

  • 単語帳・文法書で知識を理解・暗記する
  • 英文の中でその知識をスムーズに使う

この2段階が必要です。

知識を持っていること知識を使えることは、別物です。
英文解釈の練習に入る段階では、英単語と英文法の学習がひと通り終わっていることが前提になります。

英文解釈の学習フロー

girl reading book

文法書をマスターし、使われている英単語もすべて知っているのに読めない英文に出会う。

そして、

  • なぜ読めなかったのか
  • どこで意味を取り違えたのか

この原因を追究し、解決する。

この一連の流れこそが、英文解釈の学習そのものです。

このフローで学習していれば、必ずしも英文解釈専用の参考書を何冊も買う必要はありません。

入試の過去問の長文であっても、TOEICのリーディング問題であっても、

  • 単語と文法をベースに英文を読む
  • 理解できなかった部分の原因を特定し、解決する

この作業を繰り返すだけで、それはすべて英文解釈の練習になります。

英文解釈学習のポイント

  • 英文解釈の練習とは、単語・文法の知識を適切に取り出す練習
  • 英文解釈の練習は、必ずしも英文解釈専用の参考書である必要はない

じゃあ英文解釈の教材を使うメリットって?

ここまで読むと、「じゃあ英文解釈専用の参考書って、別になくてもいいのでは?」と思った人もいるかもしれません。

ただし、英文解釈専用の教材を使うメリットも存在します。

英文解釈用の参考書では、

  • 単語ごとの品詞分解
  • どこからどこまでが一つの句・節なのか
  • 文構造の詳細な説明

といった点が、他の長文問題集に比べて一文一文かなり丁寧に解説されています。

そのため、読めなかった原因の追究と、その解決を効率的に行えるという大きなメリットがあります。

特に、

  • まだ文構造を取ることに慣れていない人
  • 品詞分解を細かく理解したい人

にとっては、英文解釈用教材を使う意味は十分にあります。

英文解釈教材のおすすめな使い方

英文解釈初心者の方は、

  • 英文解釈用の良書を1冊だけ用意する
  • それを使って徹底的に練習する
  • その後は模試や過去問の読解パートを活用する

という流れが、最も効率的かつ効果的だと思います。

専用テキストを使うメリット
細かく英文の構造が説明されている → 復習しやすい


英文解釈参考書ならこれ!ポレポレに惚れ惚れしていた受験時代

ちなみに私自身は、大学受験生時代、英文解釈の練習用として「ポレポレ英文読解プロセス50」を1冊だけ使っていました。

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英文解釈の参考書について聞かれたときも、基本的にはこの1冊をおすすめしています。

理由は単に「自分が使ったから」ではありません。ポレポレには、他の参考書にはない明確な強みがあるからです。

ここからは、ポレポレが英文解釈教材として特に優れている点についてお話しします。


結果ではなく「プロセス」を重視している

英文の構造、つまり「どこが主語で、どこが動詞で、どこが修飾語か」
を解説している参考書自体は、実はたくさんあります。

しかし、ポレポレが本当にすごいのは、構造そのものではなく、その構造に至るまでの思考プロセスを解説している点です。

私は受験時代、塾に通わず独学で英語を勉強していました。そのため、参考書選びにはかなり慎重で、有名どころの英文解釈参考書を一通り見比べました。

多くの教材では、

  • 主語はここ
  • 動詞はここ
  • 修飾語はここ

と、情報自体はきれいに整理されています。

ただ、それらを見たときの正直な感想は、

結局、なんでその構造になるって判断できるのか分からない

というものでした。

解説を読めばその英文自体は理解できます。しかし、その解釈に至るまでの考え方が説明されていないため、

  • 他の英文
  • 実際の試験本番

で、知識を応用しにくいと感じたのです。


ポレポレの解説は「思考の再現」

一方、ポレポレでは、

  • なぜその解釈に至るのか
  • 他の解釈がなぜ間違いなのか

という点が、非常に丁寧かつ分かりやすく説明されています。

例えば、例題1では次のような英文が使われています。

Frank talks between an adolescent and his parents often reveal that the adolescent is basically willing to rely on his parents for protection.

まずFrank talksを見て、Frank が主語、talks が動詞だと考えるのは自然です。

次に between は前置詞。前置詞は後ろに名詞を伴い、修飾部を作ります。

このとき、

  • 修飾部は文の骨格にはならない
  • どこからどこまでが修飾部かを先にくくる

という判断を行います。

between は
between A and B
の形を取るため、

  • (between an adolescent and his parents)

とまとめられます。

続く often は副詞なので、これも修飾語として

  • (often)

と処理します。

すると、

Frank talks ( )( ) reveal that〜

という形になり、reveal が動詞なので SVV となってしまい、文として成立しません。

ここで初めて、

  • Frank は形容詞
  • talks は名詞
  • reveal が動詞

だと判断できるわけです。


「英語ができる人の頭の中」を覗いている感覚

ポレポレの優れている点は、

  • 何が主語か
  • 何が動詞か

を示すだけでなく、

  • どの段階で判断できるのか
  • なぜそう判断できるのか

が、簡潔かつ明確に示されているところです。

まさに、英語ができる人の頭の中をそのまま言語化してくれている
ような解説になっています。

このような解説が全体を通して一貫しているため、

  • その英文の正しい構造が分かる
  • 主語・動詞を見つけるための思考法が身につく

という、英文解釈の本質的な力を養うことができます。


まとめ

a yellow triangle on a road

今回は「英文解釈」についてお話ししました。

この記事を最後まで読んでくれた方の多くは、大学受験を視野に入れている人だと思います。大学受験は本当に大変ですよね。

  • 国立志望なら6科目
  • 私立志望でも2科目

と、やることは山ほどあります。

そんな中で、「英文解釈って何?」と改めて考える機会は、今まであまりなかったかもしれません。

ただ、

  • なんとなく
  • みんながやっているから

という理由での勉強は、実力が伸びにくいだけでなく、不安や焦りを増やしてしまいます。

英文解釈とは、英文を正しく理解すること。

この本質が分かっているだけで、すでに多くの受験生より一歩リードしています。少なくとも、進むべき正しい方向は見えているはずです。

あなたが英語を「武器」と呼べる科目にし、第一志望の大学に合格できることを、心から応援しています。

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