こんにちは!ATSUです。
今回は英語の勉強法の中でも、リスニングの勉強法についてお話しします。
- 英文法やリーディングは学校で習ったけど、リスニングってどうやって勉強するの?
- なんとなく毎日英語を聞いているけど、全然聞けるようにならない!
こんな悩みを感じたことはありませんか?
この記事では、TOEIC・TOEFL・IELTSのリスニングで満点を取ってきた私が、実際に行ってきた最も効果的なリスニング勉強法を解説します。
私の英語リスニング勉強法の対応範囲と効果
具体的な勉強法に入る前に、まずはこの勉強法がどんな人に使えるのか、どんな効果があるのかを簡単に説明します。
私のリスニング勉強法は、
- TOEIC・TOEFL・IELTSなどの試験対策
- 日常英会話
- 洋画・海外ドラマの理解
すべてに有効だと考えています。
よく「TOEICのリスニングはこう」「日常会話は別」と分けて考える人がいますが、英語は英語です。試験であれ会話であれ、勉強法が大きく変わるべきではありません。
実際、私はすべての試験でこの方法を実践し、
- TOEIC Listening:495点 / 495点(満点)
- TOEFL iBT Listening:30点 / 30点(満点)
- IELTS Academic Listening:9点 / 9点(満点)
を獲得しています。
行った勉強法は、基本的にこの記事で紹介する内容だけです。
「これはTOEIC向け?」
「日常会話にも使える?」
と不安な方も安心してください。絶対に使えます。
【戦略編】英語リスニングの考え方
リーディングとリスニングの違いを知る
まず、「リスニング」とは何なのかを整理しましょう。
- リーディング:英文を目で捉える
- リスニング:英文を耳で捉える
当たり前に聞こえますが、ここが重要です。
英文を理解するまでの流れは次の通りです。
- リーディング
視覚 → 英文認識 → 意味理解 - リスニング
聴覚 → 聞き取り → 英文認識 → 意味理解
情報に触れる手段(視覚か聴覚)が違うだけで、英文を認識し、意味を理解する流れ自体は同じです。
逆に言えば、リスニングが苦手な場合、その原因はリーディングにはない「聞き取り」にあることがほとんどです。
リスニングにしかない「聞き取り」とは
例えば、
I’m learning English.
という文を聞いたときに、
I / am / learning / English
という単語の並びとして認識できる状態が、ここで言う「聞き取れている」状態です。
一方で、
私は英語を学んでいる
と意味まで理解できている状態を「意味が取れている」状態と呼びます。
英語リスニング勉強の2つの戦略
ここから導き出される、効果的なリスニング学習の戦略は次の2つです。
- リスニングができない原因が「聞き取れていない」のか「聞き取れているが意味が分からない」のかを明確にする
- 「聞き取り力」と「意味理解力」は別々に鍛える
戦略とは、学習の方向性です。
「これからどんな意識で勉強すればいいか」という指針だと思ってください。
リスニング力を本気で伸ばしたい方へ
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【戦術編】英語リスニングの具体的な勉強法

では、実際にどんな勉強をするのか。私が行っている戦術は以下の通りです。
① シャドーイングで聞き取れない箇所を特定
② なぜ聞き取れないのか原因分析
③ 問題解決(知識習得と練習)
英単語と英文法の分析・理解・暗記
今回は、元アメリカ大統領のBarack Obamaとテレビ司会者Jimmy Fallonの会話動画の冒頭15秒を例に解説します。
それぞれのステップについて細かく見ていきましょう。
聞き取り編ステップ① 分からない箇所の特定
まず必要なのは、「どこが聞き取れているのか」、「どこが聞き取れていないのか」を明確にすることです。
私がその切り分け作業で行なってきた方法はシャドーイングです。
シャドーイングとは、聞こえてきた英文をそのまま口に出してコピーする勉強法です。
- 正しくコピーできる → 聞き取れている
- コピーできない → 聞き取れていない
これにより、聞き取れない箇所をピンポイントで特定できます。
シャドーイングは、一文ずつ止めながら行っても問題ありません。
聞き取り編ステップ② なぜ聞き取れないのかを分析する
例えば、
We have a lot of guests on our show and...
(沢山のゲストの方がうちの番組には来てくれるんですが…)
という文では、
- Have a lot of → həvəlɑdə(v)
- On our show → ɔnɑ(r) ʃoʊ
のように音が繋がって聞こえます。
スクリプトを見て初めて、「Have a lot of」「On our show」だと分かる人も多いはずです。
簡単な単語で、見れば意味を理解できるのに「聞き取る」ことができなかったという人も多いかもしれません。
この場合、聞き取れなかった原因は音の繋がりを知らなかった、もしくは知っているが慣れていないということになります。
聞き取り編ステップ③ 問題解決
原因が分かったら、次は解決です。基本は次の2ステップです。
- 知識の習得
- 口に出して練習
今回の例であれば、「音の繋がり(リエゾン)」についての知識が不足している可能性が高いです。
そこで、どういうときに音が繋がるのかというのを理解するためにGoogleで「リスニング 音 繋がり」のように検索して、その知識を習得しましょう。
他にも、
- 音の脱落
- 音の変化
などがよくある原因です。

知識を入れたら、それを意識しながらシャドーイングを繰り返します。
正しい音を体に染み込ませることで、次に同じ音が出てきたときに認識できるようになります。
意味取り編:英単語と英文法の分析・理解・暗記
「聞き取れているのに意味が分からない」ケースもあります。
例えば、
They have stories about meeting you and fumbling and getting nervous...
という文で、
- fumbling の意味が分からない
- なぜ -ing が続いているのか分からない
といった場合です。
この原因は、
- 英単語の知識不足
- 英文法の知識不足
のどちらかです。
発音は意味理解には関係ありません。足りない知識を特定したら、ノートにまとめて理解・暗記します。
これはリーディングの勉強法と本質的に同じです。
「シャドーイング」と「ディクテーション」
補足として、似た勉強法にディクテーションがあります。
- シャドーイング:発声しながら聞き取れない箇所を特定
- ディクテーション:書き取りながら聞き取れない箇所を特定
私は総合的に見てシャドーイングの方が優れていると考えているため、ディクテーションは行っていません。
違いやメリット・デメリットについては、別記事で詳しく解説しています。

まとめ
英語リスニングの教材には、
- 聞き流すだけで
- ドラマを見るだけで
といった、根拠の薄い謳い文句のものも多くあります。
確かに大量の英語に触れることで得られる気づきはあります。しかし、それが最も効率的な方法かと言われると、私はそうは思いません。
正しい方法で勉強すれば、リスニング力は確実に向上します。
ぜひこの記事で紹介した方法を参考に、リスニング力を鍛えてみてください。
