こんにちは、Atsuです。
今回は、私が海外で仕事をするようになって知るようになった「プレゼンで使える便利な英語表現」を3つ紹介します。
ネイティブスピーカーにとっては馴染みがありすぎて見逃されてしまうような、純ジャパの私だからこそ気づける独特の英語表現というのがたくさんあります。
今回は国内で徹底的に英語力を高めた私でも、日本にいるときは聞いたことのなかった、
「ビジネスでよく使われている」かつ「使い勝手の良い」英語表現を3つ紹介します。
プレゼン時便利な英語「誰にでもわかるように説明して?」は
早速、ビジネスシーン、特に何かをプレゼンしているような場面で使えると便利な英語表現を紹介していきます。
まずは「誰にでもわかるように説明して?」です。
これは英語でなんて言うでしょう。
“Explain it so that everyone can understand”
“Describe your idea as everyone can understand”
このあたりが、一般的に思いつく言い方でしょうか。
もちろん、これらの表現でも正しいのですが、今回は上記の言い方とは別の、知っているとより「ネイティブっぽい」と私が感じる英語表現を紹介していきます。
それが、
です。
「物事をよりシンプルにする」
「説明を簡単にして説明する」
という意味を表します。
例えば、私の仕事である「Audit(監査)」が話のメインテーマになったと仮定します。
そのようなシチュエーションで「そもそも “Auditor” って何?」という質問を受け、それに対して
“We provide an opinion whether financial statements are in compliance with accounting standards.”
「財務諸表が会計基準に従っているかどうか意見を表明する仕事だよ」
と私が答えたとしたら……
ほとんどの人からすると、
「????????」
「ますますわかんねーよ!」
と思ってしまう人がほとんどではないでしょうか。
普段から会計基準を読んでいるような人からしたら、上記の言い方でも、「まあそうだよね。」
と納得できると思うのですが、会計を専門としない人からしたら、何のこっちゃ分からないわけです。
そんな時、聞き手は、
“Sorry but can you dumb it down little bit?”
「もうちょっと簡単に言ってくれない?」
というように、より易しく説明することを求める際に使うことができます。
「Dumb」ってそもそもどんな意味?

「dumb it down」という表現についてお話ししてきましたが、もしかしたら 「dumb」という単語自体、知らなかった という人もいるかもしれません。
私自身、アニメを使った英語学習を行うまで、この単語の存在自体を知りませんでした。
そのため、かつての自分のように 英語試験を学習のマイルストーンとして設定していると、なかなか接する機会を持ちづらい単語なのかもしれないと、勝手に思っています。
Dumb は、「バカ」という意味を持つ単語です。
I’m so dumb.
「おれ、ちょうバカじゃん」
Sorry it may be a dumb question but…
「バカな質問で申し訳ないんですけど……」
日本語の「バカ」と同じように、自分をへりくだった言い方をする際にも使われます。
Dumb it down はこんな状況下で使おう
Dumb 単体での意味を解説したのは、「dumb something down」が持つ微妙なニュアンスまで掴み取ってほしかったから です。
というのも、「dumb something down」には、
「バカでもわかるようにして」
といったような、若干ネガティブな響き が含まれており、必ずしも何でもかんでも「dumb something down」すればいい、というわけではありません。
理解力のある人や、話題となっているトピックに対して十分な知識がある人との会話であれば、
もちろん、より専門知識を用いた 筋肉質で無駄のない話し方 が好まれます。
つまり、
これが、Dumb something down を用いるもっとも適した状況 であると言えるでしょう。
「Crystal clear」クリスタルクリアってどういう意味?

本日紹介する二つ目の英語表現は、
です。
「Crystal」は、もちろん日本語にもなっている、あの「クリスタル」ですが、この表現は初めて聞いた、という人もけっこう多いのではないでしょうか。
意味はそのまま、とてもクリア、明快であるという意味です。
「Clear」を強調している言葉なので、会話で聞く限りでは、“Very clear” とほとんど同じような意味 として使われている印象です。
ただし、日本人の私たちからすると、理解の鮮明さを示すために「Crystal」という言葉を理解し、運用していくのは、知っていないとなかなか難しいのではないでしょうか。
このようなネイティブ独特の言い回しに出会うと、やはり 英語を日本語に訳して理解していくことの限界 を感じずにはいられません。
(「クリスタルみたいに明快な」と直訳してみても、ピンと来ませんよね。)
「Crystal clear」使われる時はこんな感じ
使われるシチュエーションとしては、例えば 何かの説明が終わった時 です。
Is everything crystal clear?
「全てはっきりしていますか、理解していますか?」
このような使われ方がよくされます。
また、受け答えする側も、
Yes, everything is crystal clear.
と答えることができます。
日本で売られているような教材ではあまり見かけませんが(少なくとも私は)、ネイティブは “very clear” と同じくらい当たり前のように使っている表現 です。
「Recap」は直訳で「フタを締め直す」だと思ったが実際は…?

最後に紹介するのは 、
という表現です。
この “Recap” という表現も、日本にいる間は目にする機会があまりない言葉だと思いますが、
これは 「重要なポイントをまとめる」 という意味で使われる英語です。
Recap の使われ方・例文
“Doing a recap / do a recap”
「重要なポイントをまとめる」
これが “Recap” の基本的な使い方です。
何かを 長い時間かけて説明した状況 を想像してください。最後に「要するにこういうことなんですよ」と言いたい場面では、
“Let me do a quick recap”
(簡単に要点をまとめさせて)
というように使われます。
また、説明をする側だけでなく、説明を受ける側 も使うことができます。
Could you do a quick recap so I can get my head around it?
「私がそれについて理解できるように、さらっとまとめてもらっていいですか?
もうちょっと分かるように簡単にまとめてもらっていいですか?」
このように、説明する側・される側のどちらも使える便利な表現 です。
私が初めてこの言い回しに出会ったのは、オーストラリアで働き始めて1年目の頃でした。
何人かの前でプロジェクトの進行具合について報告したあと、上司から
Could you recap it so we can understand it?
「私たちが分かるように、もう一回まとめてもらっていい?」
と言われたのですが、その時は相手が何を言いたいのか分からず、
「キャップ?締め直すようなペン、別に持ってないけど……」
と困惑するしかありませんでした。笑
Recap の正しい意味を聞いたときは、「なるほどなー」 と合点がいったのをよく覚えています。
ビジネスシーンでの汎用性は本当に高いですし、使っていると よりネイティブの話す英語に近づく ような気がして、今ではお気に入りの英語表現の一つとしてよく使っています。
recap はキャップとは関係なかった!語源を知ることの意義について
「なんで “recap” で要点をまとめる、なんて意味になるんだろう?」
と疑問に思って調べてみたところ、これは
の 略 なんだそうです。
なるほど〜。笑
最初に聞いたときは、「cap」という語感からフタを連想してしまい、「フタを締め直す」→「締め直す」→「仕上げる」→「まとめる」
といった意味に派生したのかな、と勝手に想像していたのですが、実際は recapitulation の略称 だったんですね。
こういった語源を知ると、「おもしろい!」という感覚と一緒に記憶されるので、頭に残りやすくなります。
また、たとえ少し忘れてしまっても、思い出すための “とっかかり” が増えるため、
丸暗記した単語と比べて 記憶を引き出しやすい のも大きなメリットです。
こうした語源やエピソードは、英単語を使いこなす上で本当に役立つと感じています。
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全ての見出し語に語源を乗せた英単語帳作りました

「ネイティブが当たり前に使っているが日本ではなかなか出会わない英単語」
ばかりを集めるというコンセプトのもとで、オリジナルの単語帳を作成出版しました。
この単語帳作成の際に特にこだわったのが、
全ての見出し語に語源を記載していると言う点です。
多くの文字数を使ってあえてこうしたのは、
語源を載せたことにより、単語暗記の記憶定着に役立ちますし、普通に読み物としても面白いものになっていると思います。
実際に購入された多くの方からもこの語源に関してはよかったと言う声をいただいています。本業の監査の仕事をそこそこに、執筆に集中した甲斐がありました!笑
語源以外の本書作成のこだわりポイントや、本書の監修に携わったネイティブたちのバックグラウンドなどについて以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方は覗いて見てください!販売サイトはこちら
まとめ
以上、ビジネスシーンで使える便利な英語表現についての話でした!
将来海外でビジネスマンとして活躍したい、海外留学した際に英語でプレゼンしたいと考えている人たちはぜひ参考にしてください。
覚えておくと将来絶対役に立ちます。(相手が言ってる英語がよく聞き取れなかったら、怯まずに「ねえ、それRecapしてくんない?」と強めに言ってみましょう。笑)
