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「ネイティブレベルの英語」目指すとリスニング力が伸びる理由

「ネイティブレベルの英語」目指すとリスニング力が伸びる理由

私自身、「英語をコミュニケーションツールとするならば、ネイティブレベルの英語力は必要ない」と考えています。しかし、私は今もネイティブレベルの英語力を目指して勉強を続けています。

【英語脳】英語がペラペラに話せるようになるまでのプロセスと練習法
完全攻略パック日常英会話学生、社会人から主婦の方まで、英語をペラペラに話せるようになりたいという方は多いと思います。 そこで今回は、英語の勉強を10年以上続けてきた私が、ゼロから英語が話せるようになるまでのプロセスを三つのフェーズに分けてご紹介します。 各フェーズでどのようなことを考えて学習すればいいのか、独学の視点から解説しながら、「英語は英語で考える」という感覚を一緒に作っていきましょう。 「英語を話す時、英語で考えていますか?」 今回は、英語が話せるようになるまでのプロセスについてお話しします。 「これから英語を勉強しようとしている人」や「今はまだ英語を話せない人」にとって、英語が話せるようになるまでに自分の中でどんな変化が起きるのかを具体的にイメージできないという方は多いと思います。 私自身も、英語学習を始めたばかりの頃は、国内学習で英語を話せるようになった人がどこか遠い存在に感じていました。 「本当に勉強を続けたら英語が話せるようになるのか」「話せる人の頭の中はどうなっているのか」と疑問に思うことがよくありました。 ライブ配信での質問でも、 * 英語を話

それは、ネイティブレベルを目指す過程の中で得られるものが非常に多いと感じているからです。

この記事では、その中でも特に大きかった「2つの気づき」についてお話しします。

  • 心の通ったRelationship(関係性)の構築
  • リスニング力の向上

それぞれ、順番に掘り下げていきます。


ネイティブレベルの英語力=心の通った関係性の構築が可能に

ひとつ目の理由は、

ネイティブレベルの英語力がある方が、心の通ったRelationshipを築きやすい

と感じているからです。

これは、周りの同僚や上司を見ていてもそうですし、私自身の経験を振り返っても強く思います。

ここで言う「Relationship(関係性)」には、Business Relationshipだけでなく、Friendshipも含まれます。

正直なところ、この感覚はかなり抽象的で、うまく言語化しづらい部分でもあります。

ただ、人生観や価値観、哲学的な話など、少し踏み込んだ会話になればなるほど、細かいニュアンスや感情にフィットするワードチョイスが必要になってきます。

そうした場面では、ある程度ネイティブに近い語彙感覚や表現力がないと、どうしても伝えきれない部分が出てきます。

💡
その差が、関係性の深さに影響しているように感じることが多いんです。

ネイティブレベルの英語力=リスニング力の向上

2つ目は、より英語学習寄りの、少しテクニカルな話になります。

それは、

ネイティブ英語に近づくほど、リスニング力が伸びる

という点です。これは、私自身の経験からもかなり実感しています。

では、なぜリスニング力が伸びるのか。それを説明するために、まずは「ネイティブ英語」と「非ネイティブ英語」の間にあるギャップについて考えてみましょう。


ネイティブ英語たる所以=語彙

ネイティブ英語と非ネイティブ英語の間にあるギャップを生む、最も大きな要因は語彙だと考えています。

同じ意味でも、ネイティブが好んで使う独特のワードチョイスがあります。それを理解し、ストックしているかどうかで、相手の発言のクリアさが大きく変わってきます。

ここからは、具体例を挙げて説明していきます。


知らない英語表現はノイズになる:「get on the same page」

以前、同僚にこんなことを言われました。

I just wanted to take like 30 minutes to get on the same page as to what we discussed yesterday.

意味としては、「昨日話したことについて、理解をすり合わせるために30分くらい時間を取りたかった」というニュアンスです。

「get on the same page」は「同じ考えを持つ」「認識を合わせる」という意味で、
Are you on the same page?(考え一致してる?)のようにも使われます。

もしこの表現を知らなければ、

I just wanted to take like 30 minutes to *** ** *** **** **** as to what we discussed yesterday.

としか認識できず、「今なんて言ったんだろう?」という感覚になるはずです。

これが、知らない英語表現がノイズになるという状態です。

単語自体は簡単でも、それがひとつの塊として認識できなければ、ワンフレーズなのか、単なる単語の羅列なのかすら判断できません。

ネイティブが使う英語は、必ずしも英検1級レベルの難語ばかりではありません。
しかし、こうしたシンプルな表現でも、知らなければしっかりノイズになります。


知らない英語表現はノイズになる:「put (人) on the spot」

もうひとつ、最近の会議での話です。

同僚が急遽、上司から指名されてあるトピックについてプレゼンをすることになりました。

そのプレゼン終了後、上司がこう言いました。

Sorry, I put you on the spot.

「put 人 on the spot」は、「人を困った状況に置く」「不意にプレッシャーをかける」という意味です。

私は事前にこの表現を知っていたので、自然に理解できましたが、もし知らなかったら「???」となっていた可能性はかなり高いと思います。

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語彙学習=英語のリスニング力の向上

「ネイティブ英語」と「非ネイティブ英語」の間にあるギャップが見えてきたところで、次に考えるべきはそのギャップをどう埋めるかです。

答えはシンプルで、

ネイティブ独特の語彙を地道に覚えていくしかありません。

この積み重ねによって、これまで単なる英単語の羅列だったものが、ひとつの意味を持つフレーズとしてストックされていきます。

その結果、リスニング時のノイズが減り、理解スピードも精度も上がっていきます。

私自身、オーストラリアの会計ファームで働き始めた時点で、TOEIC990、IELTS8.5を取得していました。それでも、実際に働き始めると、ネイティブとの会話で聞き取れない表現はかなりありました。

ただ、こうしたアクティブな語彙学習を続けてきたことで、今ではリスニング力は明らかに向上したと実感しています。


ネイティブがよく使う語彙に特化したオリジナル英単語帳

Distinctionというオリジナル英単語帳を出版した理由も、まさにここにあります。

💡
「実際に、わざわざ似た意味の表現知ってるのに、また他の言い回しを覚える必要性」について質問をいただいたこともあるのですが、私があえてこれを出版したのは今回お話ししたメリットがあると考えるからなんです。

単語帳作成の際にこだわったポイントや、監修に携わったネイティブのバックグラウンドについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

【Distinction】学習者目線にとことん立った理想の単語帳作りました!
【ついに】英語学習を始めて10年、私だから作れた国内学習者にとって理想的な単語帳が完成しました!!!! 高校2年生の時に英語学習を開始して早10年、さまざまな単語帳を使い込んできたからこそできた、究極に学習者目線に立った単語帳がついに完成しました!!! 販売前からすでに多くの方からツイッターで反響をいただいていた本書Distinction。今回は【本書のコンセプト】や、制作の際に特にこだわった【6つの特徴】を紹介します! 販売予約の申し込みはこちらから。 【Distinctionコンセプト】「Atsu!お前って説明とかうまいのに、日常会話はたまに微妙だよな」 私がオーストラリアの大学院に留学した時、プレゼンのグループ仲間に実際に言われた一言です。笑 「日本にいながらにして英語力は高められる」 これが私の英語学習に対する姿勢であり、実際に自分も辿ってきた方法です。 そのおかげで初めて大学院留学のとき海外で長期滞在した際も、特に英語のコミュニケーションに困ることなく過ごすことができ、成績も無事「Distinction(成績優秀)」で卒業することができました。そしてその後オ

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Distinction
日本では出合わないにもかかわらず、ネイティブが日常的に使う単語・表現を厳選収録。自然で実用的な例文。わかりやすい語源解説。音の変化・脱落を考慮した発音記号。暗記時に例文と意味が見えないレイアウト。意味は日本語と英語の両方で確認でき、日本語を介さない英語学習もできます。Distinction の世界へ、ようこそ。

おわりに

以上、「ネイティブレベルの英語を目指すとリスニング力が向上する理由」についてお話ししました。

前回の記事と合わせてまとめると、

  • 【結論】ネイティブレベルの英語力は、コミュニケーションツールとしては必須ではない
  • 【あえて目指す理由】ネイティブレベルを目指す過程で、リスニング力など多くのものが得られる

ということになります。

加えて、私自身がネイティブレベルを目指し続けている理由として、その過程そのものが面白く、楽しいという点も大きいです。

もちろん、誰もがネイティブレベルを目指す必要はありません。英語を勉強している目的や、自分の将来像と照らし合わせながら、それぞれに合った目標に向かって進んでもらえたらと思います。

私も引き続き、「ネイティブレベルの英語力」を目指して頑張っていきます。

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