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TOEFL iBTスピーキングで27点を獲得した私が対策とコツを紹介|Task 1 & 2

TOEFL iBTスピーキングで27点を獲得した私が対策とコツを紹介|Task 1 & 2

Task 1とTask 2の概要

まずは、TOEFL iBTスピーキングのTask 1とTask 2の概要を簡単に理解しましょう。

Task 1とTask 2は、リーディングやリスニングが存在せず、純粋にスピーキングの能力だけが問われる問題です(そのため independent問題 と呼ばれます)。

問題が表示されてから15秒で準備し、45秒でスピーキングを行います。

Task 1で聞かれる内容は、場所・家族・出来事など、誰にでもなじみのあるテーマが中心です。例えば以下のような問題です。

What is your favorite place to visit on weekends? Describe it and explain why it is your favorite place to go.
(あなたの週末に行くお気に入りの場所はどこですか?その場所と、その場所を選んだ理由を説明してください。

Task 2では、2つの状況や意見が提示され、どちらが良いと思うかを話します。例えば以下のような問題です。

Some people enjoy taking risks and trying new things. Others are not adventurous; they are cautious and prefer to avoid danger. Which behavior do you think is better? Explain why.
(リスクを取って新しいことに挑戦するのが好きな人もいれば、慎重で危険回避を好む人もいます。どちらの態度がより良いと思いますか?説明してください。)

Task 1とTask 2のスコアの付け方

次に、スピーキングがどの視点で採点されるのかを理解しましょう。何が見られているかを知らないと、対策のしようがありません。

まずTOEFLスピーキングは、各Taskが4点満点で採点されます(これは全Task共通です)。

全体スコアへの影響の目安として、ETSによると以下のようになります。

  • 6問すべて4点:30点
  • 6問すべて3点:23点
  • 6問すべて2点:15点
  • 6問すべて1点:8点

そして、採点は Holistic approach(全体評価) という方法で行われます。

つまり、文法を1回間違えたから減点、といったミスの数を数えての減点方式ではありません。

45秒間のスピーキング全体を聞いて、「この回答は4点レベルか、3点レベルか」を判断します。

TOEFLで評価されるのは、主に以下の3つです。

  • Delivery(流れ・発音・ペース・イントネーションなど)
  • Language use(文法・単語)
  • Topic development(内容)

Delivery

Deliveryは、どれだけスムーズに途切れず、良い発音で話せるかを見ています。

普段から、正しい発音と音の知識(音の脱落、つながりなど)を意識して話す練習をどれだけしているかが重要になります。

発音や音の法則に不安がある方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【全てに音声付き】英語の発音を良くしたいなら「発音記号」を覚えよう
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Language use

Language useは、スピーキングの中で文法と単語が正しく使えているかを見ています。

英語の基礎学習をしっかり行っていれば、そこまで心配する必要はないと思います。

Atsueigoの英語学習理論|英語学習の全体像
こんにちは!Atsueigo運営者のAtsuです。 本ページではAtsueigoの英語学習理論を、英語学習の全体像を見ながらお話します。 これから英語の勉強を始めようと思っている人、英語の勉強はしているけどどこから始めて良いかよく分からないという方、また初めてAtsueigoを訪れる方はこの記事から読むと今後の英語学習がスムーズになるはずです。 それでは早速英語学習の全体像を見ていきましょう! 英語学習の全体像 上の図を見ながら、英語学習が一体どのようなものから成っており、どのような流れで進んでいくかを理解していきましょう。 英語学習の流れ 全体像の図を見てわかる通り、英語学習は大きく分けて以下の2つのフェーズに分かれています。 1. 基礎づくり 2. 運用学習 一つは英語の基礎づくり、もう一つは英語の運用学習です。 英語学習の流れは受験、TOEIC、英会話など目的が何であれ同じです。まずは英語の基礎力をつけ、その基礎力をつかってグッと運用力を高めていく。そして、運用能力を高める過程で、基礎力も一層向上する。これが英語学習の流れになります。 それではこの英

また、単語は無理して難しい語彙を使う必要はありません。自然な英語で話せているかが重要です。無理やり難しく話そうとしないようにしましょう。


Topic development

Topic developmentは、質問にしっかり答えられているかを見ています。

例えば、

What is your favorite place to visit on weekends? Describe it and explain why it is your favorite place to go.

であれば、

  • お気に入りの場所を describe(説明) する
  • なぜ好きなのかを explain why(理由説明) する

この2つが必須です。

もし「場所の説明」ばかりして、なぜ好きかを言わなかった場合、Topic developmentの観点で減点されます。


Task 1とTask 2の具体的な対策とコツ

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ここから、具体的にTask 1とTask 2の対策とコツを解説します。私が27点を取ったときも、この方法で練習していました。

45秒間で話す内容はこれ

45秒の中で話す内容は、基本的に以下の6つです。

  • 自分の答え+description
  • 理由1
  • 例1
  • 理由2
  • 例2
  • コンクルージョン(締め)

自分の答え+description(約9秒)

まずは、質問に対する答えをはっきり言います。

例えば favorite place to visit on weekends の質問なら、こんな感じです。

In my view, the best place to visit on the weekend is Patricia for two reasons.
Patricia is a little tiny café in the city of Melbourne in Australia.

(私の意見では、Patriciaは2つの理由から週末に行くのに一番良い場所です。Patriciaはオーストラリアのメルボルンにある小さなカフェです。)

答えを明確にした上で、簡単にdescribeしています。


理由1(約5〜8秒)

次に、1つ目の理由を述べます。

The first reason being there are a variety of customers at the place on the weekend, so I can easily have opportunities to have conversations with those people.

例1(約10秒)

先ほどの理由をサポートする具体例を話します。

For example, when I visited the café last weekend, I met a guy who works for a bank and we had an interesting and intelligent chat about finance. That was really fun.

理由2(約5〜8秒)

次に、2つ目の理由です。

The second reason being they are dedicated to serving great coffee.

例2(約10秒)

2つ目の理由の具体例を話します。

For instance, they always brew coffee using quality coffee beans roasted by Seven Seeds, one of the best roasters in the world, and the aroma and taste are just beyond description.

コンクルージョン

最後は、That’s why ... で締めればOKです。

That’s why Patricia is the best.

この締めは必須ではないので、時間がなければ省略しても問題ありません。

また、ここまで見て「こんなにスムーズに話せない」と感じた方もいると思います。ですが、後で紹介するテンプレートを使えばかなり楽になりますので、心配しなくて大丈夫です。


15秒間の準備時間の効率的な使い方

次は、スピーキング前にある15秒の準備時間の使い方です。

話す内容を整理すると、準備すべきなのはこの3つです。

  • 自分の意見(結論)
  • 理由1+例1
  • 理由2+例2

ここが準備できれば、45秒は乗り切れます。

問題文が読み上げられている間は、まだ15秒のカウントダウンは始まりません。

その時間を使って、まずは自分の意見(結論)をスクラッチペーパーに書いておきましょう。

そして実際の15秒では、理由と例を決めます。

  • 最初の7秒:理由を2つ書く
  • 残り8秒:それぞれの例を決める

この感覚で練習すると、かなり安定します。


Task 1・2のテンプレート

ここでは、Task 1とTask 2のどちらにも使えるテンプレートを紹介します。

テンプレートはスピーキングのひな形なので、この部分は暗記してしまってOKです。

In my view, ________________________. ___________________________________.
The first reason being ________. For example, _________.
The second reason being ________. For instance, _________.
That’s why ____________________.


テンプレートは使わないといけないのか?

テンプレートを必ず使わないといけないかというと、そういうわけではありません。

実際、ETSが出しているモデルアンサーも質問には答えていますが、ここまで構成がきっちりしているわけではありません。

TOEFLが見ているのは、あくまで

  • 自然に英語を話せているか
  • 質問にしっかり答えられているか

です。

そのため、テンプレートを使うことで逆に話しにくくなる方は、自由形式で話してもまったく問題ありません。

ただし、まだ英語を話すのが苦手という方は、テンプレートを使った方が確実に構成が整い、高得点を狙いやすいと思います。

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